知っておきたい年齢別スキンケア!20代、30代、40代のポイント
年齢でスキンケアは変えるべきかといえば、
それはYESであり、NOでもあります。
肌のエイジングケアで重要になっていくのは
「今の肌に合うスキンケア」を行うことだからです。
これから先の美肌のために今の肌を把握しましょう。
■年齢とともに肌は変わる
年齢で肌に変化が起きてきます。
かなり昔は「25歳はお肌の曲がり角」と言いましたが、
現在では
25歳が肌の美しさはピークで、
そこからゆっくりと肌が衰え始める
というデータがあります。
食生活にも変化が出ましたし、
化粧品の進化もあって肌の衰えが始まる年齢は遅くなりつつあるのです。
とはいえ肌の衰えをストップさせることはできません。
「25歳はお肌の曲がり角」に倣って言えば、
現在であれば「35歳がお肌の曲がり角」と考えるといいですね。
つまり、体力に無理が利かなくなっていくと、
肌も緩やかに衰え始めるというわけです。
肌の衰えを実感したら、スキンケアの見直しも実行すべきですし、
また見直しでスキンケアにプラスしたり、マイナスすることで肌はイキイキします。
■アラフォーからスキンケアを見直す必要がある
出典:marieclaire.co.uk
35歳がスキンケアの見直しに最適な平均年齢であるという理由は、
このアラフォー期から肌に変化が著しく起こるからです。
つまり肌をぴちぴちとさせていたハリが損なわれていくことも例に上がりますし、
いきなりなかったシミも出始める時期に当たるからです。
肌も乾燥しやすく、またたるみやシミが始まる年齢が平均的に35歳なのです。
アラフォーでも35歳はまだ十分に若さが残っている年齢なので、
自分の肌に衰えが始まったと自覚することは薄いでしょう。
しかし、老化は始まっていますし、
エイジングケアも本格的に始めたほうがいい年齢
なのです。
もしも今まで気にならなかった肌の問題が目に見えるよりも、
感触で把握できたら、スキンケアを見直すべきです。
身体的な衰えの前に肌の衰えがやってきます。
老化をストップさせることは不可能ですが、
そのスピードを緩やかにさせることは可能ですし、
美しい肌のまま老化を受け入れることも可能です。
つまりアラフォーでのスキンケアの見直しは、
これから先の美肌のために行うことだと考えるといいですね。
■肌は毎日変わると認識してスキンケアを
肌のエイジングケアで重要になるのは、
肌は毎日変化するものだという認識です。
少し乾燥気味の日もあれば、
オイリーに感じる日もあります。
そういう自分の肌の変化を感じ取り、
今の肌は何を求めているかを考えることで、
エイジングケアは実現します。
漠然と優秀な美容成分を配合している美容液を使うよりも、
肌の変化をとらえることが重要です。
アラフォーという肌の衰えが本格化する時期ならなおさらです。
今日の肌はうるおいが足りない、
あるいは油分が多い、
という具合に変化をとらえると、
スキンケアで何を必要としているかもはっきりとわかります。
40代になれば
皮脂が減って、さらにその変化を感じ取ってお手入れすることが重要な課題になっていくので、
今から感じ取る訓練をしましょう。
■今の素肌に合うスキンケアのメニューを選ぶ
年齢でスキンケアを変えるということを念頭に置くと、
肌のコンディションで何を使うか、使わないかを分けて選ぶことになります。
若い頃はダブル洗顔でしっかり落とさないと肌が落ち着かなかったとしても、
肌が乾燥してくればダブル洗顔に耐えられなくなります。
すると洗顔も考え直すことになるでしょう。
スキンケアの断捨離も課題
になるのです。
※本当に必要なスキンケアって何?こちらの記事をご参考までに
年齢を重ねてきたから、より多くの化粧品を使えばいいのではなく、
今の自分の肌に何が必要なのかを見極めることがこれから先の美肌には効果を発揮します。
今日の肌は化粧水とクリームでいい、
あるいは化粧水と美容液に乳液で肌を整えるという形で、
その日の肌に合うメニューを組み立ててあげましょう。
毎日、同じステップでスキンケアを行うことが年齢を重ねていくと難しくなっていきます。
だからこそ今の肌に必要なものを選び取ることが最高のエイジングケアでもありますし、
これから先の美肌のためにも役立つのです。
年齢に合わせたスキンケアとは、
今の肌にしっくりくるスキンケアを選ぶことともいえます。