背中のニキビってつらくない?正しい原因を追及して、治し方を知ろう
背中ニキビは肌を出すシーズンでは気になるものです。ところが背中は顔同様に皮脂が多く出るパーツなので、ニキビができやすいという問題があります。
そのため背中ニキビの予防と対策もボディケアの一環として実行しましょう。
■思っているよりも背中は皮脂が多く出る
ニキビができるのは顔だけではありません。
背中もまたニキビができやすいパーツです。
理由は背中も皮脂が多く出るため、毛穴詰まりからニキビになりやすいからです。
つややかでなめらかな背中は美しいのですが、それだけつややかさとなめらかさがあるという理由は、皮脂が多いからこそできあがる魅力だと言っても過言ではありません。
ですからニキビが顔にできなくても、背中にはできてしまう、ということも珍しくはありません。
背中は多くの場合、服で覆われている分、皮脂が溜まったり、角栓からニキビになるというわけです。
自分では見えないから、つい油断してしまうパーツが思っているよりも皮脂が多く出る背中と言えますので、背中もニキビ対策をしておいて損はありません。
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■背中ニキビも刺激を避けることが重要
背中ニキビも顔のニキビとメカニズムは同じです。
つまり皮脂をエサにして常在菌であるアクネ菌が増えすぎてできあがってしまいます。
また、背中に刺激を受けると、その刺激から肌を守ろうと皮脂が増えて、結果的にニキビができるということもあるのです。
ですから絶対に背中ニキビを作りたくない方は刺激を避けることも予防となるでしょう。
皮脂が多い肌タイプの方は顔のニキビ対策だけではなく、背中のニキビ対策も行うことをおすすめします。
- まず肌を刺激しない素材を選んでおくこと
- 清潔な服やランジェリーをつけること
- ボディを洗う際には肌をこすりすぎないように注意すること
- それと背中を週に1回はピーリング石鹸でケアし、毛穴詰まりを作らせないことです。
お風呂上がりには肌を強化させるために保湿をしっかり行いましょう。
さっぱりした使い心地がお好みであれば、ボディローションでもクリアな香りのものがいいですし、乾燥が気になるシーズンならボディクリームでお手入れしてあげます。
肌が保湿で強化されると、ニキビもできにくくなるのは、顔も背中も同じです。
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■できてしまったときの対処法
出典:beautylish.com
うっかり背中にニキビができているときは、決していじらないこと、それに肌を刺激しないことが重要です。
潰すことは厳禁です!
できている部位によっては、締め付けないランジェリーに変えることもおすすめです。
締め付けた分だけ背中のニキビは悪化します。
ボディを洗う際にも通常のスポンジではなく、タオルで洗うほうが刺激を避けることが可能です。
背中にニキビができているときは、ピーリング石鹸も避けます。
低刺激でニキビケアを考えてある洗顔料を使って洗うことも背中のニキビを悪化させない方法です。
背中ニキビのできている間は、とにかく肌を労わることが大事です。
また内側からのケアとして肌の生成を促すビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食品を摂りましょう。
■悪化する前に皮膚科医で治療を
出典:josfeel.com
もしも背中ニキビが悪化し、かゆみや痛みを感じる、あるいは膿を持っている状態になってしまったら、つややかでなめらかな背中は台無しです。
背中にニキビができてしまっても、すぐに治る方と悪化する方がいます。
これは大人ニキビのようにストレスが原因というだけではなく、肌のタイプやニキビができたときの対処の関係が大きいものです。
悪化してはいないけれど、なかなか背中ニキビが治らないというお悩みを抱えている場合は速やかに皮膚科医の治療を受けるべきです。
跡が残りにくいですし、なによりも早く肌が回復し、ニキビが治るというメリットもあります。
またニキビは背中であっても皮膚疾患なので、きちんと
保険適用内でニキビ治療を受けることが可能です。
鏡で背中を確認したとき、治りにくいニキビが残っていたら、悪化させる前に皮膚科医に相談しましょう。
背中ニキビはできていると本人は不愉快ですし、また悪化すればかゆみや痛みのような嫌な症状に悩まされます。
治ってもニキビ跡が残るリスクもあるわけですから、早めに専門的な治療を受けるほうがメリットは大きいのです。