オロナイン角栓パックのやり方を検索する人に知って欲しいそのリスク
多くの方はオロナイン軟膏という塗り薬をご存知かと思います。
切り傷やあかぎれを治すために開発された軟膏で冬のような肌荒れを起こしやすいシーズン、それに細かい傷を手当てするために用意しているという方もいるでしょう。
このオロナイン軟膏が気になる角栓ケアに効果的という噂があります。
この方法と安全性をチェックしてみました。
目次
■薬剤であるオロナイン軟膏は細かい傷を治療する
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多くのご家庭でオロナイン軟膏を常備薬にしているということもあるでしょう。
それだけ身近な塗り薬ですし、効果もきちんと出るので、肌荒れしやすい方もお使いかもしれません。
肌荒れはいうなれば、細かい傷ができている状態に近いので、オロナイン軟膏を塗っておくと綺麗に治るからです。
切り傷にももちろん効果があります。
傷を効果的に消毒し、さらに傷を治す効果を持っているオロナイン軟膏は
立派な薬剤であり、化粧品ではありません。
だからこそ深刻な肌荒れに効果を発揮できますし、また細かい傷や切り傷も治してくれます。
肌を治すために研究開発されている薬剤であるため、結果が出るのも早いことで常備薬として頼りになるというわけです。
■オロナイン軟膏で角栓ケアはおすすめなのか?
これだけあらゆる肌の傷に効果を発揮してくれるオロナイン軟膏を使うパックで角栓を除去できるという噂もあり、実際にいい結果を出している方もいます。
しかし…
これは本当に行ってもいいことなのかは不安ではないでしょうか。
理由はオロナイン軟膏が薬剤であり、化粧品ではないため、副作用のリスクがあるかもしれないということです。
オロナイン軟膏を角栓が気になる部分に塗って、時間をおいて拭き取ると
するりと角栓が抜け、さらに肌もしっとりとするという効果を得られるのも事実です。
また、オロナイン軟膏は炎症を抑える効果もあるので、
ニキビができているときにも治療効果を発揮します。
保湿効果と抗炎症効果、それに油分で角栓とニキビケアができるというわけです。
ニキビは立派な皮膚病ですし、悪化すれば炎症を起こして、膿ができてしまいます。
ですからオロナイン軟膏を使うのは理に適っているというわけです。
でもまったく肌に問題がない場合はどうでしょうか。
角栓をケアするためだけにオロナイン軟膏をパックのように使うのは、あまり好ましいとは言えないです。
※ホントなの?噂のスキンケアの当サイトの記事はこちら
■思い出してほしいのはオロナイン軟膏が薬剤だということ
オロナイン軟膏は薬剤であり、化粧品のように継続して肌の安定を支えるものではありません。
つまり副作用のリスクも使い方の間違いによっては起こるというわけです。
角栓があって、ニキビにも悩まされているなら、確かにオロナイン軟膏で手当てするのは妥当です。
でも角栓が気になるだけの肌に使うのは好ましいといえません。
肌に問題があるのは角栓だけでニキビなどの疾患がない場合は、あまりオロナイン軟膏に頼るべきではありません。
肌に保湿効果と角質除去を安全に継続して行える化粧品を使うほうが安全です。
オロナイン軟膏はリーズナブルな分、活用して美肌に、と考えてしまうのも無理はありませんが、
薬剤である分、リスクもあるのです。
■本来の目的以外ではオロナイン軟膏を使うべきではない
あくまでもオロナイン軟膏は薬剤であり、使用目的は、肌荒れ治療、傷の手当、ニキビの炎症を治すことです。
つまり、角栓除去のために開発されているわけではありません。
肌が一時的にしっとりとしても抗菌作用が働き、常在菌まで殺菌するリスクがあります。
すると
肌のバランスが崩れてしまい、肌のコンディションに異常が起こってしまうわけです。
リーズナブルで効果が十分期待できると
オロナイン軟膏をスキンケアに頻繁に使うことは肌を逆に傷めるリスクがあると心得ましょう。
薬剤だから肌に効くのですが、だからこそ肌に反動も来るわけです。
化粧品とは違い、継続して使用することで肌を整えるというものではないことも、オロナイン軟膏をお使いになる際には必要な意識です。
もしも角栓ができやすい悩みがあれば、ピーリング効果のある洗顔料やふき取り化粧水でのケアをおすすめします。
これらを使用した後、きちんと保湿をしておくほうが、肌が安定しますし、肌へのリスクもありません。
化粧品だから安全に肌のお手入れが可能ということも知っておくことが大事です。