【パックと化粧水とオイル】スキンケアの順番間違っていませんか?
スキンケアの目的は肌を清潔にし、うるおいを与え、老化のスピードを緩やかにさせることです。
日本女性のスキンケアの順番は皮膚の性質を考えた意味があります。
でもスキンケアの順番が変わることもあることも知っておきましょう。
■ベーシックなスキンケアの順番をおさらいしましょう
スキンケアの目的は清潔にさせた健やかな肌を維持させ、老化のスピードを緩やかにさせることです。
肌を清潔にさせ、さらにうるおいを与え、与えたうるおいを守ることが基本になります。
ですから肌を優しくうるおいを重ねて守るといってもいいですね。
特に表皮が薄く、乾燥に弱い日本女性の肌はうるおいを重ねるスキンケアが向いています。
- クレンジングをしたら、さらに清潔にさせるために洗顔し(クレンジングがふき取りの場合はふき取り化粧水を含んだコットンで丁寧にふき取ります)、
- 清潔になった肌に保湿化粧水を与えて肌を整えながらうるおいを与えます。
- そして美容液でさらに美容成分を与え、乳液やクリームのように油分を含むものでうるおいを守りながら、さらに与えます。
基本的なスキンケアの順番は考えてみると、肌の汚れを取り去ってから、うるおいを与えていくステップが続きます。
最後の仕上げにうるおいを与えながら、守るものでフタをする、と考えてもいいでしょう。
つまり清潔になった肌にさらっとしたテクスチャーのものからリッチなものを重ねていき、うるおいを与えながら守るのです。
■肌を整えてから目的のケアをすることは変わらない
表皮が厚く、乾燥に強い白人の肌であればクレンジングの後、そのままクリームを使っても、肌が守られます。
しかし乾燥に弱く、表皮が薄い日本女性の場合は化粧水を使うほうが肌を整えて、その次のステップの基礎化粧品をなじませやすくなるのでおすすめだといえます。
また、うるおいが重なっているほうが乾燥しにくいメリットがあるのです。
ですからスキンケアの順番はうるおいを効率よく重ねていくということが正しいというわけです。
だからクレンジングや洗顔で肌を清潔にしたら、化粧水は最初のステップで肌を整える役割があります。
肌を整えつつ、うるおいを与える最初のステップになっているわけです。
化粧水を使ってからのほうが、スキンケアはかなり満足度も上がります。
肌のコンディションがよければそのまま化粧水を省いてもいい、という意見もありますが、多くの日本女性の肌はやはり化粧水で肌を整えるステップを欠かすことができません。
面白いデータですが、日本女性と同じステップを白人女性が行ったら敏感肌になってしまったというものがあります。
皮膚の性質の違いでスキンケアは変わるのです。
■化粧品メーカーによっては順番が違うことも
クレンジングや洗顔で肌を清潔にしたら、化粧水で肌を整えるというスキンケアの順番は基本です。
ところが化粧品メーカーによってはスキンケアの順番が変わることがあります。
たとえば、アルビオンであれば清潔になった肌にコットンに含ませた乳液を使い、そのあとから化粧水でさらに乳液を浸透させてから、美容液などを使います。
また、ハリを与える効果が高いアスタリフトであれば、清潔にした肌に最初に使うのはジェリータイプの導入美容液です。
このあとから、化粧水、美容液、クリームとスキンケアの順番が定められています。
つまり化粧品メーカーが開発中に最も効果的なスキンケアの順番があり、それを守ることも充分効果を発揮させるために重要になってくるのです。
■新しい化粧品を買ったら、きちんと説明書に目を通して
スキンケアの順番が化粧品メーカーの製品によって順番が変わるわけですから、
新しく化粧品を買った際に行うべきなのは説明書を読むことです。
説明書の中にスキンケアのどの順番でこの化粧品をどのように使うかは詳しく記載されています。
順番通りに使用しなくても効果は出ますが、半減していると考えるほうがいいですね。
説明書を読まないで化粧品を使うのは、あまり好ましくありません。
スキンケアの順番を変える必要も説明書にあるか同課が記載されています。
自己流でもいい場合がありますが、やはり決められた通りの順番でスキンケアはまず試すことです。
もしもスキンケアの順番に迷ったら、ベーシックなスキンケアを参考にしつつ、説明書で確認してください。