マタニティーにもおすすめ。ヨガとピラティスの違いが効果を高める
「運動かなにか、身体を動かすことを始めたいな~」と女性が考える時、候補に上がるのがヨガやピラティス。
「そういえばこの二つの違いってなんだろう?」
「単に呼び方が二つあるだけじゃないの?」
なんて思っている人のために、今回はこの二つの違いを解説します!
気になるダイエット効果や、マタニティー(妊婦さん)にもおすすめなので、その情報ももちろん取り上げますよ♪
■ヨガとピラティスの違い
ピラティスはもともとヨガを参考に生まれたものなので、その二つに類似性はもちろんあります。
「正しい身体ひいては精神を整えること」が根本にあるという部分は同じです。
ですが、二つの違いを簡単に言うと、以下のようになります。
・ヨガ・・・精神のリラクゼーションを目的としている。
呼吸法とストレッチに意識して行う。
呼吸方法・・・腹式呼吸(脳がリラックス)
動き方・・・ポーズを取って静止。
・ピラティス・・・身体づくり・インナーマッスルのトレーニングを目標にして
いる。正しい骨格を意識して行う。
呼吸法・・・胸式呼吸(脳がスッキリ)
動き方・・・常に身体を動かす。
ただし、ヨガもピラティスも様々な流派があるので、上記に当てはまらない例外も存在するということは心に留めて置いてください。
■ダイエット効果は?
ダイエットにより効果があるのは筋肉や骨格を整えるピラティスのほうです!
奥にある筋肉、骨格を重視したエクササイズで内臓の動きも活発になり、ボディバランスが整うんだとか。
確かに、単に体重が減っても、プロポーションが美しくなければあまり意味は無いように思います。
人間誰しも身体の歪みはあるものですが、これがピラティスによって改善されます。
より具体的に言えば、お腹はすとんとへこみ、背中や手足がすらりと伸びるようになるのです。
すごく魅力的な効果ですね。
ヨガも続けるにしたがって姿勢がかなりよくなるため、長期的に見ればピラティスに近しい効果は望めそうです。
■自分にはヨガ・ピラティスどっちが向いているのかの判断
どちらを選ぶかは、先程のヨガとピラティスの違いの部分をよく読めば自ずと見えてきます。
自分自身のバランスを整えたいという人はヨガを。
骨格や筋肉の強化やダイエットを望むならピラティスを選ぶのがよいでしょう。
どちらもあまりピンとこなかったら、まずは両方ともお試ししてみて、しっくりきたほうを続けるのがいいかと思います。
■マタニティー(妊婦さん)におすすめなのはどっち?
さて、では妊婦さんにおすすめなのはどちらでしょうか。
もうお分かりですね、それはヨガの方です。
先ほどから何度も言っている通り、ヨガは精神の安定を重視しています。
ですから、妊婦さんの心をリラックスさせ、ホルモンバランスを改善することができるのです。
また、ヨガの無理のない姿勢をとることで股関節が柔らかくなり、出産の準備にもなるというわけ。
また、過度の食欲を抑えるという嬉しい効果も有ります。
適正体重で赤ちゃんを産みたいですし、産後太りも嫌ですものね。
一方のピラティスですが、こちらは実は妊娠希望の方におすすめなんです。
妊娠しやすい身体とは、冷えの症状がなく、自律神経の整った状態の身体。
そこで、筋肉を鍛えるピラティスを行うことで、身体の冷えも自律神経のバランスも整うのです。
■おわりに
ヨガとピラティスの違い、おわかりいただけたでしょうか?
妊婦さんにおすすめなのはヨガ、ダイエット目的や妊娠希望の方はピラティスですよ~。
どちらも当てはまらないという方は、目的ごとに選んでみてくださいね。
ヨガもピラティスも教室はもちろんのこと、DVDや書籍がたくさん出ています。
レンタルビデオ屋さんや図書館で探せば、お金をかけずに自宅でトライすることができるのがとっても嬉しいですよね。
興味のある方はさっそく調べてみてくださいね♪